【国会閉会】熟議とともに結論を出す政治へ
少数与党のもとで迎えた通常国会が閉会しました。
裏金問題を受けた、政治資金規正法の改正をめぐっては、「3月末までに結論を出す」としていたにもかかわらず、先送りされました。選択的夫婦別姓法案は審議入りしましたが、与党側の賛否の態度がはっきりせず、採決が見送られました。
ガソリン税の暫定税率についても同様で、与党は一切対案のようなものを示していません。「暫定」とされながら、半世紀続いている税率、法制審議会で制度導入の答申が出されてから四半世紀経過している選択的夫婦別姓について、結論を出すべきです。
与党多数での国会審議が、政府提案をこなすだけの一方的なものだったことが浮き彫りになったように思われます。熟議とともに結論を出す政治であるべきです。
私たちは、婚姻平等法案や、性同一性障害者特例法の改正案も提出しました。与党がやりたいことだけをやる国会ではなく、マイノリティーの人権保障にもきちんと光をあて、結論を得る国会にするため、今後も力を尽くしてまいります。