臨時国会で議論すべきこと

所信表明演説に対する代表質問がはじまりました。
報道などでも移民政策と並んで憲法改正についての総理の発言などが取り上げられています。
実は先の通常国会が終わった後に大島議長が談話(参照リンク http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/topics/danwa180731.html)を7月31日に発表しています。その談話の中でも森友加計問題であるとか防衛省の日報であるとか、あるいは裁量労働制をめぐるデータの問題など、行政と立法との間で非常によろしくないことがあったのではないか?ということが内容となっていますし、また、国会の行政監視活動についてもっと検証の必要があるのではないか?ということも述べられています。
先の通常国会でも、与党側は『野党が審議拒否している』みたいないつものセリフがあるんですけれども、我々はむしろいま憲法の議論をするのであれば”憲法に関する考え方”でも記載しておきました国政調査権など議会による行政統制のあり方、そういったことについて議論すべきではないかと言ってきたわけですけどれども、議長の談話もありましたし、撤回はされましたけど高市議運委員長からも国会改革みたいな議論(参照リンク https://www.sankei.com/politics/news/181029/plt1810290013-n1.html)をされているわけですから、こうしたことをこの臨時国会の中でもしっかり議論すべきだということを求めてまいりたいと思っています。

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