総務委員会で聴覚障がいをもつメジャーリーガー「ウィリアム・ホイ」を取り上げました。
私自身、「人権」について懸命に取り組んできたという自負があります。
きょうの総務委員会では、公共放送であるNHKの予算に関する質疑において、人権、多様性といった観点から質問をしました。
ハンデがある人にやさしい社会というのは、すべての人にやさしい社会だと私は考えています。その例として、質問の最後に、聴覚障がいをもつメジャーリーガー「ウィリアム・ホイ」を取り上げました。
今では普通に行われている「ストライク」や「セーフ」などの審判のジェスチャーや、チーム内のサインを考案した選手で、その活躍は絵本(「耳の聞こえないメジャーリーガー ウィリアム・ホイ」光村教育図書刊)にもなっています。
絵本の中に、こんなくだりがあります。「観客たちもよろこびました。場内アナウンスも大液晶画面もない時代です。審判のジェスチャーを見れば、声が聞こえなくても、遠くからでも、ストライクとボールの判定がわかったからです。」
つまり、このサインが生まれたことで、聞こえない人のためだけでなく、健常者の生活も豊かになったのです。バリアフリーにすることで、ハンデのある方だけでなく、ベビーカーも走りやすくなるのと同じように。
NHK予算で、人権と多様性?と思われた方もおられたかもしれませんが、どんな場面でも、自分自身の軸、政治家としての信念をもって臨んでいきたと思います。
質疑の模様は、下記、衆議院審議中継ライブラリーでご欄いただけます。