審議の中で明らかになるカジノ法案の問題点

カジノに関する法案が衆議院を通過しました。
以前、依存症対策が十分ではないんじゃないかという話をしましたけれども、法案審議の中でより問題点が明らかになってきています。
いま参議院で議論しているんですけれども、例えばカジノをやっている現場でお金の貸し出しをするという話がありまして、依存症対策をすると言いながら、これでは負けた分を取り返そうとしてしまうのを助長してしまうのではないでしょうか。
また、面積要件というのがありまして、建物があったらその何パーセントしかカジノの施設にしてはいけないという制限なんですが、よくよく質疑の中で正していくと、フロア全体の面積ではなく例えばスロットマシンが置いてあったらその台のスペースだけをカウントするということでありますから、何パーセントに制限すると言ってもそれが本当に制限になっているのかどうか極めて疑わしい状況です。
報道では質疑の中身よりも、いざ採決の現場がちょっと荒れたりするとそこしか映さないんですけども、非常に問題のある中身なのではないかということが質疑の中でもますます明らかになっています。

山花 郁夫さんの投稿 2018年7月6日金曜日

カジノに関する法案が衆議院を通過しました。
以前、依存症対策が十分ではないんじゃないかという話をしましたけれども、法案審議の中でより問題点が明らかになってきています。
いま参議院で議論しているんですけれども、例えばカジノをやっている現場でお金の貸し出しをするという話がありまして、依存症対策をすると言いながら、これでは負けた分を取り返そうとしてしまうのを助長してしまうのではないでしょうか。
また、面積要件というのがありまして、建物があったらその何パーセントしかカジノの施設にしてはいけないという制限なんですが、よくよく質疑の中で正していくと、フロア全体の面積ではなく例えばスロットマシンが置いてあったらその台のスペースだけをカウントするということでありますから、何パーセントに制限すると言ってもそれが本当に制限になっているのかどうか極めて疑わしい状況です。
報道では質疑の中身よりも、いざ採決の現場がちょっと荒れたりするとそこしか映さないんですけども、非常に問題のある中身なのではないかということが質疑の中でもますます明らかになっています。

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