答弁には立っているけれども答えになっていない。

昨日、衆議院では補正予算の審議が行われ採決いたしました。

私たちは結論的には反対ということになりましたけども、昨年ありました災害の復旧復興のための予算であるという理屈なんですけれども、ただその部分というのは実は2割弱しかありませんで、本来であれば本予算に入っているべき防衛関係の予算なども忍び込ませていたといったことから反対という結論になりました。

それと合わせて、いま予算員会では衆参で一問一答の形で「桜を見る会」であるとか「カジノ」のことが議論になっています。

一部報道ではいつまでやっているのだ、みたいなことが言われていますけれども、そもそも昨年の臨時国会で衆議院側では1回も総理はこのことについてお答えになっておりませんので、実質的には一問一答では2日前からスタートしたばかりだということです。

そのやり取りの中でも都合の悪いことは全く答えないという姿勢に終始をしております。

この議論の中でも『募ってはいるけれども募集はしていない』みたいな極めて不誠実なお答えも報道などでも話題になっています。

あの姿を見て”答弁には立っているけれども答えになっていない”と思われた方もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。

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