総務委員会で質問をしました。

一つは、知的障がい者の皆さんにもわかりやすいニュース番組の研究をNHKに求めました。

もう一つは、やや技術的な問題です。訂正放送という制度があるのですが、NHKの生活ほっとモーニング事件で、最高裁は、訂正放送を裁判所を通じて求めることはできないという判断をしています。

新聞などペーパーメディアと異なり、放送には一定の法的規律があります。従来、電波の有限性と社会的影響力の大きさがその根拠とされてきましたが、一方で情報と通信の融合時代を迎え、他方でSNSと比べて社会的影響力が大きいともいえない時代になっています。アメリカの判例を参考に、限定的ですがSNSの偽・誤情報の規律の可能性がありうるのではないか、という観点から総務省に質しました。

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