なんで憲法の解釈っていろいろあるの?
解説します!
憲法というのは他の法律と違いまして、書き方が非常に抽象的なところがありますので整合性を持って解釈をしようと言うことになるんですけども、いろんな解釈が成り立ちえます。
ただこれは憲法に限ったことではなくて、普通の法律であったとしてもいろんな解釈が成り立ちます。複数の解釈があるというのは憲法に限ったことではありません。だからこそ民法学者だと刑法学者という方がいらっしゃるわけです。
ただ他の法律に比べて文言が抽象的だからいろんな学説があるというのは否定できないと思います。
これは日本国憲法だけではなくてよその国でも学者の方がいろいんな説を唱えたりとか、あるいは判例研究、判例法の国もありますけれども、その判例の射程がどこまでなのか?ということでやっぱりいろんな解釈があるっていうのが実際のところです。