みなさんの一票には政治を動かす力があります。

1925年、衆議院議員選挙法改正により、普通選挙が導入されました。

公職選挙法ではなく、衆議院議員選挙法なのは、当時、もう一つの院は貴族院だったからです。

それ以前の制限選挙の時代は、選挙権の有無は納税額により決まっていました。

生活が苦しい、貧困にあえいでいるという人は、政治に対して不満があっても選挙でその思いを投じることができなかったのです。

今年2025年は、普通選挙制度となってから100年という節目の年です。選挙を所管する総務省も、この意義深い年の参議院選挙の投票を呼び掛けています。

それにもかかわらず、今回の参議院議員選挙は三連休中日、人によっては夏休み最初のお休みというタイミングに投票日が設定されています。政府・与党は投票率が低くなりやすい日を選んだのかと勘繰りたくもなります。

投票に行くことによって政治が変わる。このことは、昨年の衆議院選挙でも実感された人も少なくないと思います。

参議院が変われば政治はもっと動くはずです。

みなさんの一票には政治を動かす力があります。投票に行きましょう。

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