国内唯一の障がい者専門スポーツ教室を運営するNPO法人アダプティブワールドの齊藤直理事長と懇談してきました。

12/14、国内唯一の障がい者専門スポーツ教室を運営するNPO法人アダプティブワールドの齊藤直理事長にお話を伺う機会をいただき、武田まさひと稲城市議とともに懇談しました。

アダプティブワールドでは、障がい者向け個別スポーツ教室を運営するほか、特別支援学校や大学、各種機関で、障がい者スポーツ指導者育成のための活動を行っています。

齊藤理事長は、「障がい者スポーツの指導者を育成し、全国的に障がい者が当たり前にスポーツを楽しむことができる環境を日本に根差させたい」「障がいをもつ子供たちにスポーツを通して『できる』という自信をもってもらい、そこから社会参加をへつなげていくことが私たちの仕事」と語られました。

また、従来、日本では、障がいのある方への本格的なスポーツ指導がないことや助成金の問題、欧米のようなボランティア参加や寄付の文化がなく、活動資金や人材が集まりづらいこと、障がいのある方が当たり前のようにスポーツに参加できる環境が整っていないといった課題も伺いました。

私自身も、「障がいのある方々にやさしい社会は、すべての人にやさしい社会である」と日ごろから訴えていますが、誰もがいつでも気軽に好きなスポーツを楽しみ、積極的に社会に参画していく。これは障害の有無にかかわらず誰もが享受すべきことではないでしょうか。

すべての人にやさしい社会の創成は政治の役割であると考えます。今後も当事者、現場の声を伺い、政策づくりに活かしていきます。

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