総務委員会でNHK予算等について質疑に立ちました。
報道されているように、これまで国民から疑念を抱かれるような会食はないという答弁を繰り返してきた武田総務大臣が、「大臣規範に抵触する会食ではなかった」としつつも、出席を認めました。また、国会審議中、部下である政府参考人に「記憶がないと言え」と指示した疑いについても、武田大臣は、指示の意図はなかったが、発言はしたかもしれないと答弁。
山花郁夫議員
予算委員会の音声を聞くと鈴木部長に「記憶がないと言え」と言っているようにも聞こえる。Twitter上では大臣が言ったと。武田総務大臣
逢坂委員と鈴木部長との間で「記憶がない」との言葉をめぐって繰り返しのやり取りが続いたために、その言葉が私の方から口に出たのかもしれません。 pic.twitter.com/hIehA57idv— 立憲民主党 国会情報+災害対策 (@cdp_kokkai) March 18, 2021
立憲民主党の山花郁夫氏は18日の衆院総務委員会で、武田良太総務相が国会審議中に総務省の鈴木信也電波部長に「記憶がないと言え」と指示した疑いがあるとして、武田氏に事実関係をただした。武田氏は「口に出たかもしれない」としつつ「答弁を指示する意図は全くない」と釈明した。
大臣の主観的認識とは別に、組織のトップがそのような発言をすれば、部下はどのように受け止めるか。事実解明に蓋をするような行為であると指摘しました。
NHK予算については、新会長のもと、NHK改革が言われる中、組織のための改革ではなく、視聴者目線での改革をという観点から、質疑しました。
ラジオ放送の整理が検討されているところ、電波の特性に留意するよう求めました。電波にはそれぞれ特性があり、ラジオ第一は全国と県域放送双方に、第二は全国放送にだけ対応しています。
FMとAMでより細かい特性もあるところ、例えば、災害時、県域放送が可能な電波を利用すれば、被災者が本当に必要とするピンポイントな情報を流すことができます。
公共放送として、災害時にきめ細かい情報を発信する使命があることはもとより、放送の特性を活かした上で、視聴者のための改革を進めるよう求めました。