入管法案採決阻止、死亡事案の真相究明が先決。
本日も法務委員会で短い時間でしたけれども入管難民の法案についての議論がありました。
採決があるのではないかと心配された方もいらっしゃいましたけれども、とりあえず今日の採決は見送られました。
今回の法案については監理措置の問題であるとか、あるいは送還停止効の問題等々、非常に法律の中身の問題もあります。
それと合わせて、先日の法務委員会でも指摘をいたしましたけれども、今回亡くなられた方を記録したビデオの提出がされておりません。
広く一般に公開することを求めているのではなく、せめて理事会のメンバーだけでも当時の状況をしっかり見る必要があるのではないかと思います。
この件について委員会の時にも指摘をいたしましたけれども、私がまだ二期目の時に名古屋刑務所の事案があり、人が一人亡くなっているんだから、これは政府側の問題だけではなくて、与党としても責任があるじゃないですかと、いま思うとちょっと生意気なことを大先輩方や与党の方々を前にして言ったのかなと思いますけれども、当時の与党の先輩方にはご理解いただき、役所の方を入れないで議員だけで理事懇談会を開き、一般公開はしないということで理事会でビデオを見ました。
個人の責任追及をするということではなく、当時は拘束具の革手錠の使い方であるとか、監獄の中にいる方の処遇がどうなっているのかということの議論につなげていったわけです。
今回の問題についても、法的な責任を追及するということではなくて、こういったことが二度と起こらないように、まさに法律の制度設計をしようという話ですから、引き続きビデオの公開を求めていきたいと思います。
今回の委員会の模様はこちらからご覧いただけます。