行政の中立性について(菅総理長男と総務省幹部との接待問題を受けて)

2月18日午前10時から始まる予定の総務委員会が始まりませんでした。

菅総理の長男による総務省幹部接待問題が原因です。

総務省幹部は、予算委員会、そして総務委員会で、東北新社の事業が話題になったことはないと「思う」とし、あくまでもただの懇親会であると答弁してきました。

しかし、ただの飲み会を、政府が勝負の3週間と位置づけ、不要不急の外出自粛を呼び掛けていた時期に行ったのであれば、それはそれで問題行動です。

このことについて、国会で事実関係を問われると、「調査中」という答弁を繰り返してきました。

しかし、ただの飲み会にしては調査期間が長すぎるのではないか、何か後ろめたいことがあるのではないかと感じていました。

菅総理の長男は東北新社メディア事業部の趣味・エンタメコミュニティ統括部長を務め、東北新社グループの株式会社である囲碁将棋チャンネルの取締役も兼務しています。

衛星放送チャンネルの『スターチャンネル』や『囲碁・将棋チャンネル』、『ザ・シネマ』などを持っているのが東北新社です。
衛星放送チャンネルの事業運営には、総務省から認定を受ける必要があります。

事業に関して利害関係があると思われる人物が、所管する官庁の人を接待していたわけですから、行政の中立性がゆがめられているのではないか、もっと言えば行政の私物化が行われているのではないか、との疑問にはしっかりと答えていただきたいと思います。

報道で、ただの懇親会ではなく、事業にかかわることが話題となっていた可能性が出てきました。先日までの国会答弁は何だったのかということになります。

事実と異なる前提ではいくら議論しても解決策にはなりませんので、まずは事実関係をしっかり調査し、その事実関係を確定されるということが望まれます。