災害発生時の情報発信について。#震災から10年を考える
東日本大震災から10年が経ちました。
実は10年前、ニュージーランドのクライストチャーチというところで大きな地震があり、私は当時、外務大臣政務官を務めておりました。
日本人の方々がたくさん被害に遭ったということで現地に行っておりました。
日本に帰ってきた日が3.11の日でありまして、午後4時に成田国際空港に降り立つはずだったんですけれども、辿り着けませんで、結局、関西国際空港に降りるというような経験もいたしました。
その時の被災地での経験を活かせということで、政府側で私はそのあと岩手に飛び、現地対策本部長を務めていたことがありました。
大変貴重な経験だったと思います。
現在は総務委員会に所属しておりますけれども、NHKの予算審議などを通じ、特に災害が発生した時のNHKの役割についての質問にも活かしているつもりです。
例えば台風が発生した時にL字型で色んな文字情報が流れると思いますが、どうしても東京目線と言いましょうか、中央の目線で報じられていたような傾向があります。
実際に現場の避難所にいる方々からすると、何人亡くなったとか、今日これだけの方が見つかりましたということよりも、どこのスーパーが開いたとか、やっと銭湯が開くとか、そういった生活情報の方が極めて現場にとっては大事だということを指摘いたしまして、今はNHKもそういった工夫をしてくれているように思います。
今後もこうした経験をしっかりと活かしてまいりたいと思います。
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— 立憲民主党 (@CDP2017) March 10, 2021