オリンピック・パラリンピック開閉会式における合理的配慮について要望を受けまし た。
先日、ろうの皆さんの団体であるインフォメーションギャップバスターの皆さんから要望書をいただきました。
実は、NHKでオリンピックの開会式の時に手話通訳がついていなかったということです。
閉会式の時にはついていたんですけれども、開会式の時についていませんでした。
パラリンピックの時にはちゃんとやってくださいね、ということについて要望してきたことについての報告を受けるというものでした。
そこでもお話しされてたんですけれども、手話を普通に使っている方々にとっては字幕ですと目で追っていって意味を理解するまでに少しタイムラグが生じてしまうと、我々健常者で言いますと、もし英語が理解できるとして、英語の字幕を読んでいって文法的にこうだったかなみたいなことを考えたら次のシーンにいってしまうというようなことを想像すると理解できるのではないかと思います。
この国会で合理的配慮について公的機関だけではなくて民間についても5年のスパンがありますけども義務化ということが法律の中身となりました。
いろんな機会でこうした合理的配慮について考えなければいけない、そのひとつの例だったのかな思います。
いまパラリンピックということですけれども、実はろうの方々に関してはデフリンピックという、パラリンピックよりも歴史のある競技会があります。
ちょっと関心のある方はインターネットなどで「デフリンピック」を検索していただければと思います。