人の支配ではなく、法の支配に基づく政治を。
10月4日に臨時国会が召集されることになりました。
この間、私たちは臨時国会の開会をということで求めてまいりましたが、ただ注意しなければいけないのは、これはあくまでも首班指名のための招集だということです。
53条の規定には内閣の側で必要だと認めて招集をするときと、議会側で1/4以上の要求があったときに内閣が招集しなければいけないということが規定されているんですが、今回の招集は前者だということです。
この間も立憲主義、あるいは憲法のルールを軽視する姿勢がずっと続いてまいりました。
表紙が変わっても本の中身は変わらないという言葉がありますけれども、新しい総裁になるのかもしれませんが、こうした体質について変わらないというひとつの例だと思いますし、やはり法の支配、人の支配ではなくて法の支配に基づく政治というものが今求められていると思います。