第216臨時国会初日。
臨時国会が召集されました。会期は24日間、12月21日までです。
さて、3年ぶりに党の憲法調査会の会長を務めることになりました。前の任期のときは、「憲法論議の指針」という党の方針を定めることが大きな任務でした。
現在、憲法にかかわるいくつかの事象があります。企業、団体献金の問題に関しては、昭和45年に八幡製鉄事件・最高裁判決がありますが、この判例の今日的評価についてどう考えるかという問題があります。
また、表現の自由のうちでも、特に政治的言論については立憲民主制を支えるものであることから、原則として規制することは許されないというのが大原則です。
しかし、最近大音量での他の候補に対する妨害とも評価されうる事象や、他者の平穏を害する態様での「演説」と称する行為、さらには当選を目的としていないと自ら認めているような行為が横行しています。このような行為についての憲法的評価と規制の可否なども議論すべきテーマになるのかな、と思います。