そもそも憲法って何?憲法と法律の違いをわかりやすく教えてほしい。
解説します!
憲法とは国の基本法と理解していただければいいのかなと思います。
そもそも憲法がどのような時に作られるのかと言うと、国が独立したり、新しく建国したりする時に作られます。
その国が大統領制なのか議院内閣制なのか、統治のルールを定めます。
そして、人権などについての保障をするというのが一般的です。
「権力というのは常に間違える」そして「人間というのは不完全なものである」というところからスタートしていて、権力者の権力行使のあり方についての枠組みとなるのが憲法です。
ですので、道路交通法や刑法など普通の『法律』は国が国民を縛っているのに対して、『憲法』というのは国民が政治家の権力行使を縛っています。
たとえば立法機関と言うのは立法府なのであって、裁判まではやらないですとか、権力分立の仕組みを定めています。
繰り返しになりますけど、ザックリ言うと『法律』は権力者が国民を縛っているのに対して、『憲法』は国民が権力者を縛っているものと理解いただければいいのではないでしょうか。