性犯罪に関する刑事法改正について(はじめに)

立憲民主党ジェンダー平等推進本部の中に、刑事法改正検討ワーキングチームがあり私が座長を務めています。

これは、かつて刑法で強姦罪と言われていたものが、強制性交等罪へと改められた際、見直し条項が規定されたことから、そのフォローアップをするという趣旨で設置されたものです。

ちょっと硬い名前なんですけれども、現在では強制性交等罪という形に名前を変えています。

党として昨年5月に中間報告(クリックするとPDFが開きます)を公にしましたが、刑法が対象だということと、政党の公式文書ということもあり、文章が簡潔すぎて、やや分かりにくかったのかなという気がしています。

ここのところ政府側でもこの検討というものが始まったということが報じられており、この機会に、できるだけ一般の方にも分かるようにということを心がけて、中間報告の解説的なものを書き下ろしてみました。

ただ、対象が刑法ですし、外国の法律や法制度との比較もあります。

小説を読むように、というわけにはいかないかもしれませんが、ご容赦ください。

ちょっと難しいかなという気がしますけれども、今後こういった動きも出てこようかと思いますし、なにより性犯罪ということは本当はあってはいけないことであります。

どういう問題点があるのかということについて、少ししんどいかもしれませんけれども、ご理解いただければと思います。

これまでの取り組み

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