第3次補正予算案とコロナ特措法改正について。


 
第3次補正予算案が衆議院を通過しまして参議院に移りました。

我々としては反対ということで採決をいたしました。

コロナ対応の予算だと言っておりますけれども、本当にコロナに関する対策になってるのが2割ちょっとだけです。

Go To イートやトラベルのキャンペーンの予算も入っています。

もともとが去年の暮れに閣議決定をしたものが今出てきている状態ですから、この緊急事態宣言が出てることを想定していない予算が今審議されているということです。

ですから今の深刻な国民生活だとか医療体制のことが考慮されているとは思いません。

また今それとは別に特措法の議論も始まっています。

入院を拒否した患者に懲役刑まで科すということが提案されておりますけれども、入院拒否と言ってもコロナに罹患してる人ですから、入院を強制するというところまでが適正なやり方ではないかと思います。

今むしろ入院ができないで自宅待機をしていて亡くなられる方々がいらっしゃるという、こんな状態の中で入院拒否に対して懲役刑をというのはちょっと筋が違うのではないかと思っています。


山花郁夫の最新情報をお届けします