少数者に優しい社会は全ての人に優しい社会。
パラリンピックで車椅子のバスケットボールが行われる、調布の「武蔵野の森総合スポーツプラザ」に先日訪れました。
このパラリンピックの後にレガシーみたいなことが言われることがありますけれども、私はこの車椅子の問題についてバリアフリーの取り組みと関連して申し上げたいと思います。
バリアフリーの取り組みというのは元々、足の不自由な方々に対する配慮だったわけで、エレベーターやエスカレーターなどが色んな所に設置されてます。
ただ、いま高齢化の社会を迎えましてお年寄りだけではなくて、ベビーカーを引くお父さんお母さんにとっても移動の利便性が向上しているんじゃないでしょうか。
少数者に対する配慮で始まった取り組みですですけれども、少数者に対して優しい社会というのは全ての人に優しい社会だという意識をみんなが共有できるようになれば、これはパラリンピックの大きなレガシーになるのではないかと考えています。