新型コロナウイルスワクチン接種の実施にともなう、障がいを抱える方々への情報保障について。
先日、障がい・難PTとつながる本部共催で行いました「障害者差別解消法」(正式名称「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」)の改正に関するヒアリングで大変重要なご指摘をいただきました。
障がい・難PTとつながる本部共催で、「障害者差別解消法」の改正に関するヒアリング(2/28)を実施しました。
法律は重要な武器にはなりますが、国で法律の文言を書き変えたからと言って、それで世の中が全てが変わるというものでもありません。 pic.twitter.com/hvvFOQGPJ1
— 山花 郁夫 衆議院議員/立憲民主党 (@yamahanaikuo) March 2, 2021
これからそれぞれの自治体でワクチンの接種が始まるはずです。
それに向けてコールセンターというところでいろいろ相談をしてると思うんですけども、ろうの方は電話での意思疎通がなかなか難しいということです。
FAXであるとかメールなどなど、そういった対応というものが必要だというご指摘です。
「全日本難聴者・中途失聴者団体連合会」の新谷友良さんは、特に新型コロナウイルスワクチン接種の実施に関して、「日本には1000万人を超える中途失聴者がいて、意思疎通が電話や口頭での説明が音声によってのみ進められることに非常に大きな不安を持っている。ワクチン接種の連絡は電話だけではなくて、FAX、パソコン・スマホによる予約を可能にしていただきたい。中途難聴者への筆談もしくはコミュニケーションボードによるサポート、音声案内説明についての字幕表示などの対応をしてほしい」と求めました。
国やあるいは、いま地方議会ちょうどやってる時期だと思いますので、それぞれの議会でこうしたことについてしっかりとした情報保障をするようにということを働きかけていきたいと思います。