「手話言語法案」を衆議院に提出しました。
先日、手話言語法案、そして耳の聞こえない方だけではなくて視聴覚に障害のある方について意思疎通を容易にするための手段に関する法律案というものを提出をしてまいりました。
かつて、手話は聾(ろう)学校でも禁止をされていた時代があります。
聾の人も社会に出たら他の人には手話が通じないので、口の形から何を喋ってるか読み取るというのが聾学校での主な教育であった時代があります。
ただ、以前も申し上げたと思いますけれども、そういった障害がある方が社会に合わせるのではなくて、社会の方がそういったハンデのある方々に合わせていこうという時代になっています。
手話についても言語として認め、また視聴覚障害の方の意思疎通が可能になるような、そういった社会を目指していきたいと思います。
これは本当に少数の方に対する配慮かもしれませんけれども、例えば目の見えない人が線路に転落をして亡くなるケースがあって、それでホームドアの設置というのが今盛んに言われてますけれども、線路に転落してる方の数は圧倒的に健常者が酔っ払って起こしてるケースの方が多いわけでありまして、少数者に対する配慮というのは実は多くの健常者の方々にも利益をもたらしているのだということを改めて申し上げたいと思います。