【あいちトリエンナーレ展】補助金の一部減額交付について。

これまで取り上げてまいりました、あいちトリエンナーレ展、特に「表現の不自由展・その後」の問題ですけれども、先日補助金の一部減額の上で交付という決定が行われました。

愛知県と文化庁との間で話し合いがついたとこいうことなんでしょうか、一般的に言うと国の側がこういった形で折れるというのは決して普通のことではないと思います。

恐らく裁判になれば分が悪いという判断だったのではないかと思います。

あいちトリエンナーレ展というのはかなり壮大な展覧会で、そのうち話題となった「表現の不自由展・その後」というのはスペースにおいても、かけたコストにおいても1%に満たないスペースそして金額でした。

私は必ずもそこまでやる必要ないのではないかと思ってましたけども、愛知県では「表現の不自由展」について補助金や公費でいいのか?など様々な批判があるのでということで、寄付や篤志家の方から頂いたお金でできるだけ賄うというような形をとったと聞いております。

本来であれば不交付の決定が何だったのかということについて、やはりしっかりとした説明が必要だと思いますし、本当にわずかなスペース、そしてわずかな金額、且つ公費が入ってるのかどうかも怪しい話ですけれども、それにもかかわらず全体に関して不交付決定をしたということは、芸術家、アート作品の出展をされる方々にとってどれだけ萎縮的な効果をもたらしたのかということを大変心配しています。

このトリエンナーレ展、今度は広島で行われるんですけれども、広島では第三者機関みたいなのを設けて、今度はその中で作品の出展について審査が行われるという報道もあります。

かえってそれが、一見すると公の部分が関わっていないような形で、よりソフトな形での検閲みたいなことになってしまったらいけないと思います。

今後ともこの動向についてはしっかりと注視をしてまいりたいと思います。